小説

□蒼い少年と紅い男
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8月もそろそろ終わる頃の蒸し暑い夜、蒼い少年「ネロ」と紅い男「ダンテ」は、外で一緒に屋根の上で星を見ていた
ネロ「・・・おっさん、何で星なんか見ないといけねぇんだよ?」
蒼い少年は、めんどくさそうに溜め息をついた。
ダンテ「嫌なら帰ってあんなことやこんなことをするか?」
紅い男は笑いながら言った。
しかし、蒼い少年は目を光らせた。
ネロ「へぇ〜。・・・・・・・それって誘ってるのか?いいぜ、おっさんを・・・」
言いかけた言葉を紅い男は止めた。
ダンテ「それ以上言うなぁぁぁぁぁ!R指定に入るだろ!!冗談に決まってるだろうが」
蒼い少年はつまらなそうに屋根から飛び降りた。
ネロ「冗談なら言うなよ。」
紅い男も屋根から飛び降りた。
ダンテ「はいはい。」
ネロ「で?何で星なんか見ないといけねぇんだ?」
蒼い少年は、疑問そうに言った。
それに紅い男は答えた。
ダンテ「・・・・・今日は、母さんが死んだ日だ。」
蒼い少年は首を傾げた。
ネロ「俺も一緒に見る意味は無いんじゃねぇか?」
ダンテ「・・・。」
ネロ「・・・。」
しばらく沈黙が続いた後に紅い男は、こう答えた。
ダンテ「星に聞いてみな、坊や。」
ネロ「あ?」
蒼い少年は今にもキレそうに聞き返した。
ダンテ「まぁまぁ。そう怒るなよ、坊や☆」
ネロ「ぶっ殺すぞ!おっさん!!」
ダンテ「はいはい。」
ネロ「(殺す)」
蒼い少年は銃を取り出して紅い男に撃った。
ダンテ「!」
その弾が額に当たった。
ネロ「これで許してやる」
紅い男は額から大量の血を流しながら言った。
ダンテ「また当たったか」
どうやら前にも撃たれたことがあるらしい。
ネロ「馬〜鹿。」
そう言って帰ろうとすると赤い薔薇が目の前に落ちてきた。
ダンテ「坊やに薔薇をやるよ。」
ネロ「は?」
ダンテ「もう今日は遅いからまた明日な。坊や」
そう言って紅い男は去って行った。
ネロ「・・・何なんだよ、あいつ・・・。」
蒼い少年も暗い夜の道を去って行った。




薔薇を持って。




紅い男は暗い夜の中、一言呟いた。




ダンテ「''ххх``」



その一言を聞こえた者は誰も居ない。人間も悪魔も天使も、神様も・・・・・。




聞こえたのは・・・・。







''蒼い少年``だけ・・・。


END
☆感想☆
自分で書いてて意味不明になりました(笑)私に小説は無理☆

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