黒豆小説
□かみなり
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雨。
大雨。
そして雷。
「うぅ…なんだよ。なんで雷なんだょぅ…」
弱音を吐いている金色な少年。
エドワード・エルリック
国家資格をとってしまうほどの腕前の錬金術師だ。
だが、やはり大人ぶっていても中身は少年。
雷が怖いらしい。
「アル早く帰ってこないかなぁ…」
赤いコートを頭からすっぽりかぶり窓の外を見る。
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