サイエンス・ワールド 短編集

□ー魔法少女 誕生ー
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(よーし…)


グッと構え立ち上がり、声をマイクに向けて唱えるネリル


ネリル
「ビューティー!プリティー!ソサエティー!」





…………………………。




フィリ(壁の精)
「…全然違います。」




ネリル
「……………。」




フィリ(壁の精)
「…全然違います。」


ネリル
「二回言わないでΣ!?ι」


シャンク
「ビューティープリティーってちょっー!!(笑)」


ネリル
「言わないでよΣ!!どうして!?言われた通りに言ったのに!!」


フィリ(壁の精)
「正解はどさんこ壁紙パワー・メイクアップです


ネリル
(にー…。何それダサ…ι)

「と、ところで妖精さん。テレビで見る魔法少女って呪文を唱えたあと一瞬裸になったりする事あるけど…ι」


フィリ(壁の精)
「あ。安心して下さい裸にはなりませんがアナタ達のお父さんが吐血します


ネリル
「何でΣ!?」


フィリ(壁の精)
「魔法とゆうのは不思議なんです

ネリル
「不思議すぎだよ!?でもいいけど。」

シャンク
「いいの?でもいっかー。これで学校で自慢できるぞ♪」


フィリ(壁の精)
(何でしょうこの兄弟ι)


ネリル
「どさんこ壁紙パワー・メイクアップ☆!」


‘キュピーン’











ー機関本部ー


クロル(お父さん)
「…じゃぁ…、この種類コピーし……ーゴッホ!」


エラ
「クロルさーんΣ|||!?」


パタリと吐血して倒れる

















シャンク
「おー。すげーい♪ホントに変身したー。」


人間界の普段着から普通のピンクの普段着に変わったネリル



フィリ(壁の精)
「それでは出動しましょう。」


ネリル
「に。これでさっきのウサギ殺しの犯人を捕まえるんだよね。」


フィリ(壁の精)
「いえ。違います。」

ネリル
「に…?ι」


フィリ(壁の精)
「まず困っている人を地道に助けるのが魔法少女です。」


ネリル
「に…、困ってる人って?


フィリ(壁の精)
「アナタ達の身近にいる人です





………………………。




ネリル/シャンク
「お父さんΣ!?」









クロル(お父さん)
「…あぁー…………」

‘ドクドク’


エラ
「ちょっ!誰か救急車ー|||!」












ーendー

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