テイルズオブジアビス

□ー幻想的な楽譜の調べー
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ザッザッザッ・・・・ザッ・・・ザッザッ・・・・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 



「ー・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
 
 
 
 
夜の街に白い粉が舞い落ちる中、赤い髪をした男性と、茶色く長い髪の女性が歩いている
 
 
「・・・・・・・・・・・・・この歌は・・・・・・、元々は子守唄として兄さんが私に歌ってくれていたの・・・。」
 
 
 
 
 

男性より少し前に出て歩き、街の街灯が反射し、白い粉から銀色の粉へ変化して落ちてくる空を見上げながら言う
 
 
「・・・・・・・・・・師匠…が…」
 
 
 
男性が女性の背中を見つめる
 
 
「・・・・・・・・・・・・・”ルーク”・・・。」
 
 
立ち止まり振り返り、赤い髪の男性を見る
 
 
「・・・・・・・・・兄さんを止められるのはアナタだけだって私は信じてる・・・。」
 
 
 
「・・・・・・・・・・・・・。」
 
 
黙って女性を見つめる
 
 
「・・・・・・・私の歌・・・・・・・・・、・・・・・・・・・・・・聞いてくれる・・・?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
  ー幻想的な楽譜の調べー
 
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