テイルズオブジアビス
□ープレゼントの贈り物ー
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“ー………タッタッタッタ……”
ダアトの街を走りながらプレゼントを考える
（…どんなプレゼントが喜ぶかな……」
キョロキョロして店を
見渡すと、ふと展示されてる大きなぬいぐるみを見つける
「……あ………。この子…アリエッタが持ってる人形より大きい…」
立ち止まり、遠くでジッと見る
（…イオン様にこの子あげたら喜ぶかな……）
展示されてる店へ走って行こうとしたら、石で足がつまづき、人形を抱いたまま前に転ぶ
「……きゃう…っ……！」
仰向けで顔だけ弱く上げる
「…………痛い……」
涙目になってるアリエッタ
「…まぁ！そこのアナタ。大丈夫ですの!?」
目の前から女性の声が聞こえ、見上げて見る
「………う…？」
見ると、ナタリアがアリエッタを見てる。その横にティアも袋を抱えてアリエッタを見てる
「さぁ、手をかしてあげますので、ゆっくり立って下さい。」
ナタリアが手を差し伸べる
「………………」
（…この人達…、確かイオン様と一緒にいた……）
差しのばされた手を見るが、自分で立ち上がる
「…い、いいもん…。一人で立てるから…！」
自分の服と人形の汚れをはらう
「あら？この子……、アリエッタじゃないかしら？」
ティアが横で言う
「……………!!」
多少肩を上げてビクっとするアリエッタ
「確かにそうみたいですわね。何故こちらに？」
「……………う…!!」
人形をギュッと抱きしめる
「……そ…、その………。……アリエッタ…………イオン様に………ー」
アリエッタがもじもじして言いかける
「導師イオン様に何かありますの…？」
ナタリアが言う
「……まさか！またイオン様を拐かしにきたの!?」
ティアが身構える
「え…!?…ちち、…違うの…！………えと………、あの………」
慌てて訂正するが、なかなか話が出来ない
「…じゃ、じゃぁ……、何を……？」
ティアが体制を戻し、アリエッタに聞く