テイルズオブジアビス
□ー怖がりと可愛い物好きー
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中に入ると、照明も全くなく、崩れ落ちたシャンデリアや長い階段が沢山ある
その中をルーク達は足を踏み入れるが、足音が妙に響く
「………な、何か…、薄気味悪いとこだな…」
ルークが先頭を歩きながらまわりを見渡す
「まぁ…な。ここは元々ファブレ公爵家の別荘だったんだが…、以前、戦争で敵の侵攻が迫って、やむなく棄てたっていう話しさ。」
ガイが歩きながら説明する
「つまり、廃墟という事ですね?」
ジェイドが聞く
「あぁ。」
「きゃわわぁ〜ん♪こんなおっきなお城が別荘だなんてー!本当にお金持ちなんだね〜☆」
「本当には余計だ。」
「…………………」
ティアがまわりをキョロキョロしながらみんなから離れ、遅れをとる
「ん?ティア。どうしましたか?」
ジェイドが後ろを振り向き、ティアに声をかける
「え?な、何でもないの……ι」
「おい。早く行こうぜー?遅いんだよ。」
ルークが腕組みする
「なっ!そこまで言わなくても…っ!」
と、ティアの目の前から石がカツンと落ちる
「きゃあぁ!!」
声をだし、後ずさり
「……………は…?」
ルークがティアを見る
「……な、何だ…。只の石………。…な、何してるのみんな!先進まないと………」
「え…、でもな…。魔物を倒して玉を集めないといけないし……ι」
ガイが頭をかく
「あ…。そうだったわね……」
すると、今度は後ろから魔物のポルターガイスト(青い玉を持ってる奴)が襲ってきた
「お。丁度良いときに…」
ルークが剣を手にかけた瞬間、ティアが叫び声をあげる
「きゃあぁあぁぁあっっ|||!!」
その場で頭を抱えてしゃがみ込む
『……………………』
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