テイルズオブジアビス

□ー心の支えー
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……………イ………
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
……ガ………イ……………
 
 
 
 
 
 
 
 
…………ガイ………!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ハッとして横で呼びかけていた断髪ルークを見る
 
 
 
 
 
 
「……な…、なんだ?ルーク。」
 
 
 
 
「ハァ〜…、なんだはこっちだって。最近どうしたんだよ?道端でボーっとしたり、人の話し聞かなかったり……」
 
 
 
 
ルークが頭をかきながら眉をあげる
 
 
 
 
「……別に…何でもないさ…。」
 
 
 
 
 
「何でもなくねーよ。何か困ってんのか?」
 
 
 
 
「困ってる訳じゃないが……ー」
 
 
 
 
腰に手をあて、周りを見渡す
 
 
 
 
「…………ただ……」
 
 
 
 
「ただ?」
 
 
 
 
 
 
「…ルークのおかげでみんなとはぐれたなぁー…と思ってさ。」
       ↑
  バチカルの街ではぐれ中
       ↓
 
「………………ゔ…っ!!」
 
 
 
声が詰まるルーク
 
 
 
 
 
「し、仕方ねーだろ!!街とかにはあんま出た事なかったんだし…!」
 
 
 
「とか言いながら、〈こっちだ!〉とか〈あっちに行くぞ!〉って、当てずっぽうでズカズカ先を歩いていたのはどこの誰だ?」
 
 
 
 
 
「あ〜もぉ〜!!いいからみんなを探すぞ!」
 
 
 
 
前を歩き出すルークを、後ろからガイは見る
 
 
 
 
「…ま。別に急いでいる訳じゃないからいいんだがな……ー」
 
 
 
 
 
すると、ピタッと足を止め、後ろを振り返りガイを見る
 
 
 
 
 
 
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