テイルズオブジアビス
□ートクナガって…?ー
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「トクナガは人形だったのか!!?」
ルークが真っ先に発言する。
「いや!まずトクナガは破ける事があるのか!」
ガイも叫ぶ
「ふむ。この前ルークがチャックを開けて中を見たとき(寒い場所以下略)とは違って綿が出ているだけですね。」
「い、いやなもん思い出させるなよ!!」
(・・・・・・・・・・・本当に何を見たんだろう・・・・)
ティア、ナタリア、ガイはルークを見て思う
「うえ〜ん。トクナガ〜。」
「破けたんならアニス自分で直せばいいんじゃないか?」
ガイがアニスに言う
「こんなに破けてたら私でも直せないの!!」
「んじゃあさ、トクナガをつくった奴に修正させたらどうだよ?」
ルークがトクナガを見ながら発言する
「つくったのって・・・・・・、ディストか?」
ガイがルークに視線を移す
「ええええぇぇぇ!?ディストオオオオオォォォォ!?」
アニスが物凄く嫌な顔をする
「そう言えば、ディストがアニスのトクナガを作ってくれたんだったわよね?」
ティアが首をかしげる
「確かにそうだけどさ〜。だいたい敵将だよ?そんな簡単にアレが来る筈ないじゃん。変態だし。」
「ディストをアレ呼ばわりかよ。」
「しかも変態の言葉を使った意味はないだろ。」
ルークとガイが突っ込む
「ああ?なんだと赤髪とダサ男。月夜ばかりと思うなよ?」
トクナガを破けたまま巨大化するアニス
『すみません!!すみません!!』
二人共一気に土下座する。
「アニース。本性が出ていますよ〜。」
ジェイドがニコニコして言う
「てへ☆ごめんなさ〜い。つい我を忘れちゃいました〜」
トクナガを縮める
「大丈夫ですよ皆さん。どうせすぐにこちらにアレがきますから。」
「ん?どういうことだ?」
ルークが言った途端、上の方からアレの声が聞こえてきた
「はーっはっはっはっは!!」
「げっっ!?ホントに来た!!」
ディストが椅子に乗りながらルーク達を見る
「野蛮な虫けら共!!私は薔薇の・・・・・!!」
「ディストオオオオォォォォォォォオオッッッ!!!!」
アニスがトクナガを思いっきりディストに投げ、額にクリティカルヒットする
「ごふうぅぅぅゥゥゥ!!??」
椅子ごと下に落ちるディスト
「ななななな、何ですかいきなり!!?まだ口実の途中ですよ!?」
「そんな事どうでもいい!!トクナガがあぁ!!」
アニスがトクナガを見せつける
「はい!?トクナガが何です!?」
「トクナガが破けちゃったのー!!」
「・・・・・・・・・・・・・・へ・・・?」
とりあえずトクナガの状態を見るディスト
「・・・・・・・・・・・・う〜ん・・・。酷くやぶけてますね。一体どうやったらこんなに破けたんですか?」
「さっきの戦闘で、魔物の攻撃で破けたみたいなんだよ。」
ガイが説明する
「うえ〜ん・・・・・ヒック・・・。・・・・・・・・・トクナガ〜・・・・・・・・」
いきなり涙を流すアニス
「・・・・・・・・・・!!??あ、ああアニス!?」
ディストがあわあわしながらアニスを見る
「なんでこんなに脆いのよ〜。」
「私に言わないでくださいよ!ιそれに、こんな簡単に破けることはないですからι」
「ってことはアニスの扱いがそれだけ酷かったってことだよな・・・・・」
ルークがガイに耳打ちする
「シッ!聞こえるぞ!!ι」
ガイが言う
「ううぅぅ・・・・。トクナガ・・・・・」