サイエンス・ワールド 短編集

□ー変わった彼ー
1ページ/12ページ

 


ー……うぅ〜ん。

なんだか頭が嫌にボーっとするな…



キルがシュールの家のソファーで眠っている状態から目を覚まし、頭に手を置きながら上体だけ起こす。


「……ア゙ァ゙ァ゙ー…。声がすれでや゙がる゙…」
↑寝起き最悪



う〜んとまわりを見ると、この部屋にはキルしか居なく、机の上に何か小さな小瓶が置かれているのに気づく。

「…ん?なんだありゃ」

ソファーからおり、小瓶を手にとって見るが何も書かれておらず


「…シュールは出かけたのか?もしかして忘れもんか……」

机に小瓶を置き、まだ朝早いので静かな部屋である。


「……この頃戦闘続きだったからみんな疲れちまってんだな…」


フゥっと一息つくと、また頭がグラリと不思議な感覚で揺らぐ。


「う…お…!」

頭をおさえ


「………う〜ん…。やっぱボーっとするな…。ちょっと顔洗ってまた寝るとするかな」


フラフラしながら洗面所の方へ歩いて行く事になった。




















ー変わった彼ー
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ