テイルズオブジアビス

□ーcuteなメイドとniceな執事ー
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ジェイドが街の人に話しをつけ、騒ぎが収まり怪しいオッサンと話す
 
 
 
 
 
 
「いやぁ〜。助かったぜー。変装して宮殿から出られたのまでは良かったんだが、公園に行くなりいきなり人が集まって兵に通報されそうになったんだよー。」
 
 
 
黒いフードをかぶったぶ厚い服装で、サングラスとマスクをつけたオッサンが頭をかきながらフガフガ喋る
 
 
 
「そんな格好をしていれば通報されるのは当たり前じゃないですか?」
 
 
ジェイドが冷静に言う
 
 
「しかもこの偉大なる皇帝ピオニー様を指さして人さらいだ!って言いやがる輩までいたし。俺は“まだ”人をさらっていないぞ!?」
 
 
 
「人をさらう気だったのですか?」
 
 
 
「そんで、言い訳を考えて街の人に話をそらしてたって訳だ。」
 
 
「話しのそらし方が悪いですよ。」
 
 
 
「いやぁ〜。まさか本当に眼鏡をかけたお前が来るとは思わなかったぞ?やはり良き幼なじみはいいものだな。ジェイド。」
 
 
「いつから良き幼なじみになりましたか?」
 
 
 
 
二人の会話を聞きながらみんなコソコソ話す
 
 
 
 
〈おい、話しがかみ合っているようで全然かみ合ってないぞ…。〉
 
ルークが言う
 
 
 
〈しかもピオニー陛下、ジェイドの毒舌に上手く話しを流してるな…〉
 
 
ガイが続けて言う
 
 
〈本当に幼なじみなのかしら……。〉

 
 
ティアが冷や汗をかく
 
 
 
「それで?何故宮殿を抜け出したのですか?」
 
 
「あぁ〜。いや、実はな?メイドと執事の人手が足りないっていうのは本当なんだよ。」
 
 
「それでそんな格好で自ら外に出たという事ですか…。」
 
 
「いやいや。ついでに綺麗なお嬢さんとお茶でもしようかと思ってなー♪」
 
 
「その格好でお茶を出来るとお思いで?」
 
 
「残念ながら、さっきの人だかりで出来なかったがなぁ〜…。ハァ。もったいない…」
 
 
溜め息をつく
 
 
「だから頼むジェイド!お前たちを見ると丁度六人いるし………ー」
 
 
「お断りします。」
 
 
「まだ最後まで言ってないぞ!?」
 
 
「私たちはこれでも忙しいので。では。」
 
 
そのまま帰ろうとするジェイドをピオニーが肩を掴んですがりよる
 
 
 
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