連載パラレル①
□俺は…～脆弱～
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「……は…？」
「抱かれるだけでチャラに出来んだぜェ？いちいち相手を探さねーですむ分、お前にとっても悪い話しじゃねェ…」
つまりは何や。
媚びて機嫌取って…満足させろっちゅー事か…？
只単に性欲処理させる為に、利息で脅したっちゅー事か…！？
「ふざけんなや！！お前ら…結局は俺でヤりたいだけやろうが！！」
「……それ以上喋んな…」
「っ……！？」
耐えきれんくなって怒鳴った瞬間、高杉の目ェが一層冷たくなった
何やねん…図星のくせに…言いたい事も言わしてくれへん…っ！！
「こじつけて、言い訳して…"大人"になるんだよ。」
「え……？」
「これが"大人"だっつってんだよ！！」
殺されてもおかしないって思えるくらいに睨みつけてくる目が恐くて…耐えきれんくなって後退りをした
情けない話しやけど…ココでチビってしまいたくなるくらい恐いっ
「……で、佐野君はどうしたいの？」
「ふぇっ…？」
「利息を増やされるか、僕達に抱かれるか…」
「……」
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