連載パラレル①
□俺は…～寂寞～
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「んぅっ…う…っふぁ！！」
「恐くねーから…大丈夫だって……」
「ッ……ん…ぁ」
唇を離される度に聞こえる声は…俺の大好きだった声……
―何て言ってたと思いやすかィ？―
「っやぁ…っゃ…や！！」
「……何が嫌なんだよ…」
―"躾し直そっかな？"―
「どうせか…吐け口なんだろうが……」
知識のある大人なんだもんなァ……
無知なガキを吐け口にしねェと、生きてけねーような大人なんだもんなァ……っ
「何が"躾"だよ…っ！！結局はただヤりてェだけじゃねーか！！」
「……お前、沖田君から何て聞いたの？」
「壊れちまえ…全部…全部壊れちまえよォ…っ」
目から零れ落ちる涙を無視して、ただただ壊したい衝動へと身を任せた
どうせか世界を壊す事なんざ出来ねーんだよ……
なら、せめて俺自身だけでも壊れてくれよ
中途半端な壊れ方しか出来やしねぇ……っ！！
「…高杉…」
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