連載パラレル@
□俺は…〜寂寞〜
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「……帰る。」
「えっ?駄目ですよ、まだ安静にしていないと……」
「俺に指図すんな。刺されてーかァ?」
「っ……」
ビビるくれぇなら最初から止めんなよ
俺は軽く舌打ちをするとドアノブへと手を掛けた。
とりあえず、銀時が帰って来ねぇ間に…出来るだけ遠くに…
「そうやって逃げて、お前は何を残す気アルか?」
「……は?」
「逃げて恰好つけて、それでお前は満足なのかって聞いてるアル。」
何だこの女…死にてーのか?
見た所まだガキだ。なら只単に無知なだけか?
「そう言う御託は弱ェ奴にぶつけとけよ」
「そうしてるヨ?」
「っ……テメェ…」
「私からすれば…お前の強さなんて蟻同然ネ。」
これだから女ってなァ嫌だ。
女だから殴られねぇ。女だから情けをかけてもらえる……馬鹿らしい
「何なら、どっちが蟻か試してみっかァ?」
女に手ェ上げねー男とでも思ってんなら解らせてやるよ。
ズタズタに殴り倒した後、壊れるまで犯し続けてやらァ……
「…高杉さん…この子とは戦わないで下さい」
「ぁんだァ?コイツに惚れてんのかよ?」
「貴方の身が危険なんです……っ」
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