連載パラレル①
□俺は…～玉響(後編)～
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「………」
払える確信は無い。
だけど、大切に思える彼の力になれるなら…親に土下座でも何でも出来る
「…いくらなんですか…？」
少しづつ…彼が自由になるならば少しづつでも返せる。
お金なんて惜しくなど……
「三千万。」
「……え？」
「未成年だから毎月３０万で許してやってるが、大人なら別だ…３００万よこせ」
「さん…びゃく…」
……無理だ…
３０万でも苦しいのに…
「もし払えねぇってんなら…一つだけチャラに出来る方法があるぜェ？」
「……何なんですか？」
「残りの金の分、佐野が俺に抱かれる事だ。」
「はっ…！？」
「一回ヤる毎の金は俺の気分で決まるがよ…いちいちオヤジを探す手間が省けて良いだろォ？」
「ふ…ふざけないで下さい！！！」
これ以上彼を傷つけないで
体も心も…もうズタズタなんだ
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