連載パラレル①
□俺は…～出会い～
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「いつもここら辺をうろついてるんだよね？また頼むよ」
「毎度おおきに。」
今日の成果は…１４万。
うん。まずまずの成果やな。
「…何や疲れたな…今日ははよ帰って寝てまお」
軽く伸びを済ませてアパートへと戻る
その道中で、ふと感じた気配
数はおそらく複数…少なくとも二人は確実やな
「誰かおるん…っぐ！！」
途端にハンカチで口を塞がれた
何でや！？って思うたけど、俺が予測してたよりも物ゴッツ近くにおったらしい
耳元に気持ち悪いくらいに湿った空気が当たる
「っん゛…ぐ！！」
「おっコイツ金持ってんぞ！すっげ、１０枚はあるんじゃねーの！？」
歓喜を上げながら浴衣の裾に遠慮無く手が入り込んでくる
今日の生活費を取られてまう事よりも……
「んふっ…ん…ぅっ！」
「…コイツ、腹触られたぐれーで感じてるぜ？」
よう言うわ。腹どころか脇まで厭らしぃ触りまくっとるくせに……
このまま行くとタダでヤらしてまう事になってまう。生活費よりも重大なんはソコや
別にセックスが好きな訳やないのに…何の利益も無くヤられ損してまう
そんなん絶対嫌や！
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