連載パラレル@
□俺は…〜寂寞〜
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―大人なんてなァそんなモンだ。―
嘘だ……
―知恵の付いた大人にとって、無知な子供は最高のはけ口でさァ……―
じゃあはけ口にされた子供はどうやって大人になれば良いんだよ?
はけ口にした大人はどうやって責任とんだよ?
吐くだけ吐いて…はいさようならってか?
―銀時の旦那とはちょっとした知り合いでねィ…何て言ったと思いやすかィ?―
喋んな…喋んな!!
『ちょっと甘やかしすぎたかな?』
「っあぁぁああ!!!」
「たっ…高杉さん!!起きたんですか!?」
「はぁっ…はっぁ…誰だ…?」
「銀時先生の助手をしている新八です。こっちはナースの神楽ちゃん」
「以後お見知り起きヨロシ」
「銀時…先生…?」
ココは…見覚えがある。
俺が避け続けてきた所…銀時の病院
あれから考えると、気を失った俺を担いでココまで来たんだろう…
「銀時はどこ行ったんだ?」
「さっきジャンプを買いに行きましたよ」
患者を放ってあの人は…とため息を付くコイツは、多分初対面だ
遊びに来てた時には銀時しかいなかったから……変わってくんだな…どいつもこいつも
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