連載パラレル@

□俺は…〜信頼〜
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久しぶりに夢を見た。


夢ん中の俺は小さくて、ヨタヨタ歩きながら懸命に前を目指してた

その目の前には母親がいて、そこまで辿り着くと笑顔で抱きしめてくれて…


偉い偉い。と頭を撫でられてた




「っ…あれ…?」


楽しい夢から目覚めると見覚えの無い天井

病院にしてはボロ過ぎやし、回りを見渡したら病院っちゅーよりも部屋に近かった


「……何でや?」


何でこんな所におるんか…その経路を辿ってみた

頭の中で思い出せたのは、強姦と……金髪


「あれっ?起きましたか」


思い出したと同時に出てきた金髪の奴。

あぁそうか…あれから眠ってしもたんやな、俺。

まぁ無理も無い事やわな。真夜中に散々ヤられて散々泣いた訳やし


「お腹空いたでしょ?コンビニのお弁当で良かったら遠慮せず食べて下さい」

「……いらん!」

「えっ…!?」


ニコニコ笑いながら差し出す弁当を払い落として距離を空けた


我が儘言うてる訳やないねん。めちゃくちゃ腹減ってるのも事実やし

ただ…また…


「どうせか媚薬が入ってんねやろ…?どないな形にせよ、同意でヤったらタダになるもんなァ」



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