連載パラレル@

□俺は…〜出会い〜
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「君、いくらあげればヤらしてくれるんだい?」

「……10万」


「可愛いね〜…ホテルに行くかい?」

「12万…くれるんやったらな」


「そんな上目使いで見られちゃ断る手段が無くなっちゃうな……」

「じゃあ…15万な?」


今日も今日で、俺は身売りに専念して稼いでた。

親父が自殺して間もないっちゅーに、ようこないな事が出来る…自分自身でもため息が出るくらい感じるわ


でも、悲しみ続けた所で何とかなる程甘い世界やない。

親戚なんざおらへんし、同情乞うたかて結局は己一人で生きてかなアカン…


「んっ…ぅむ…っぅ」

「はぁっ…君、すっごくイイよ。」


しみじみ考えてみれば、安心の方が大きかったんかもしれん


もう、誰も俺を置いてく奴はおらんくなった。

置いてけぼりをくらう心配が無くなった…


「はっぁん…んっ…ぁふ」

「っ……出すよ?」


それに、どうやら俺はソッチの素質が充分にあるらいねん。運のエエ日には一回で30万は確実に稼げるし

まぁ運の悪い日は強姦魔に掴まってまうんやけど…

腰は痛なるわ金は取られるわで最悪やでホンマ



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