DRRR
□合鍵
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>>>おまけ
「…で、お前毎回どーやって侵入してやがる」
ソファーに座り、腕の中には臨也。
そういや、さっきの答えを聞いて居ないと問えば、腕の中からクスッと笑い声。
「そんなの、言う訳無いじゃない。でも、シズちゃんから合い鍵貰えたからイイっかな」
「…?」
「んー」
近くに放り出して居たいつものコートを手繰り寄せ、ポケットの中を漁る臨也を怪訝そうに見つめれば…
「はいっ、これ」
と、屈託の無い笑顔でオレの手に押し付けられた冷たい感触。
「!!!」
そこには、先程臨也に渡したものと類似した金属片。
「シズちゃん家に来た時、合い鍵勝手に作ったの…でもシズちゃんから直接貰えた方使うから、これはシズちゃんにあげるね」
「………」
「臨也っ、返せっ…両方よこせっ」
「えーくれたの返せとかシズちゃん器小さーい」
「黙れ、犯罪者っ」
>>memo