銀魂

□そんなこともあるさ
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「くぁ〜…ねみぃ〜…のになんで起きちまうんだ?」

ここは屯所眠いはずなのになぜか目をさましてしまった彼

土方十四朗

連日の多忙な仕事をこなしグッタリする程疲れているはずなのだが一晩に2・3回は目がさめ毎夜眠れずにいる
理由がわかっているのだが改善できず今宵も目がさめてしまったらしい

「はぁ…カワヤにいって寝なおすか」

と布団から出て自室から廊下にカワヤのある方に歩いていった。



「うぅ〜しんど…今何時だとおもってんだ夜中の2時だぞゴラアァァ!!」

とブツブツ呟きながら…(痛い子みたいだ)

痛い子…土方がカワヤに向かい丁度屯所の入り口の近くを通ると門のところに2つの人影に気づいた。
確かになにかいるのだけど暗くてハッキリと見えなくて

(ゆっ幽霊!!!?)

と軽くビクついていたら
人影の1つが振り返り

「あっ副長!!」

と叫んできた

(この声は…山崎…か?)

土方は人影が生きた人間でし・か・も山崎だとわかると

「ゴラアァァァァ!!山崎!!ビビらしてんじゃねえぞ!!」

「えぇ!!!?」

山崎はただ声をかけただけなのに何故怒鳴られるのかと困惑しながらも

「副長がかってに!!「山崎ィィィィ!!!!!!!」

ヒイィィ〜〜〜〜という叫びと共に(近所迷惑だ)息絶えた山崎を足蹴にして「またしやがったら殺す」(既にいっちゃってるから)と吐き捨てその場を去ろうとしたその時

「あっ…あの…」

と遠慮がちな声で呼び止められた。その声のほうに振り向けば門の所に女が立っていた。
あぁ〜そういや山崎と他に1人いたっけ…かわいぃ子だなぁ〜なんてボンヤリとおもいながらジィーーーっと視線を送っていたら

「副長…その方が…」

山崎の声がしそちらに目をむけたら九死に一生をえた山崎が(復活はや!!)さっきまで女をみながら突っ立っている土方に

「万事屋の旦那の家を知らないかとたずねてきまして…」

といい気絶した(え)

「……………!!!!?」

それはいったいどういうことなのか!?普段なら何もおもわないがこの状況で何もおもわないわけがない。
恐る恐る視線を女に戻して目が合った。

「あの…坂田さんの家にいきたいのですが」

と言う言葉と目が切々と訴えてきている
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