物語

腕の中。
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眠ってる貴方を見れば優しく、広くなる心。

あぁ、こんなにも守りたく包みたい。

何時だって全力で側に居てくれた君だから…。


でも、反面少し怒ってるでござるよ。

優しすぎる君、人慣っこい君、拙者以外の至近距離もっと警戒して欲しいでござるよ。

でも、拙者はもっと薫殿に触れさせて…でも、拙者も男でござるよ…そんなに無防備に休まないで欲しいでござる。

もっと男として意識して欲しいでござるよ。


???

あれ…拙者、矛盾だらけでござるなぁ〜。

でも、こんな我儘になるのは薫殿にだけでござるよ。
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