お題小説

□嫉妬で眠れない(光謙)
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ベッドでゴロゴロと過ごしていると
謙也くんは眠りかけていた

「ん…」

ほんま、可愛ぇ
こんな時の謙也くんは正直だから、
何でも素直に答えてくれる

「謙也くん」
「なに?」

さぁ、あと一言

「昼休みの子、何て?」
…聞いてしまった

「忍足先輩の事、好きですーって」
「…やな」

まぁ、そうだろうとは思ってたけど
本人の口から直接聞くと破壊力が一段と…

「でも、やっぱりオレは光が…」

光が…何やねん!

自分にくっついて眠る謙也を起こす事も出来ず大きな溜め息
くしゃくしゃと髪を撫でて微笑する

嗚呼、今夜は眠れそうにない!
もっとも、理由は嫉妬から謙也くんの寸止めに変わったけど



end

 
 

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