078 シャングリラ後日談

□バリスタ
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お読みいただきありがとうございます。完全番外編、仁美の恋物語でした。

お話ができたきっかけは、恥ずかしながら夢です。もうあんまり内容思い出せないんですが、とにかく、翔くんがミスして、それを仁美がフォローするという大まかな流れの夢を見まして。しかも結構具体的な内容で。鉄は熱いうちにと、情熱そのままに一気に書きました。一週間くらいで書いた…こんなの久しぶりです。

翔くんは「しょう」です。この漢字見て一発目に「しょう」が来るよね? 人名なら「かける」とも読むけど、「しょう」くんです。

タイトルが一番悩みました。いつもは、書きたいテーマで考えるんですが、テーマはあるっちゃあるけどピンとくるものが浮かばない。「雨上がり」、「宝箱」、「恋は駆け引き」など浮かんでました。バリスタとはコーヒーじゃなくて兵器です。古代から中世にかけて使われた、大型の矢を放つ兵器です笑 最初は「投石機」が浮かんだんですが、さすがになんやそれだと思い。翔くん、まだ私の中で人物像が固まってないですが、イメージ的にはそんな感じなので笑

翔くんの名字も悩みました。名前が『翔』だというのは『シンクロ』で決めてたので、それに合う、かつ仁美にも合う名字で。でももっと悩めばよかったかなぁ。変えるか変えまいか悩みに悩み、まあ最初に『井関』にしたから、もういいか…と半ば投げやり。そういえば達樹の名字は長いこと『須藤』でいってたなぁ。ずっと敬語のキャラクターなので、「〜っす」みたいな話し方をさせないことで達樹との差別化を図りました。

あと仁美のお仕事も悩みました。具体的にどんなお仕事をしてるかは菜々同様わかんないです笑 菜々の仕事は私の前職、仁美の仕事は私の前々職を参考にしてます。菜々のとこはちゃんと制服があるけど、仁美のとこは自由で、いつもパンツスーツを着ているイメージ。会社の規模としては菜々のとこの方が大きいけど事務所の大きさは仁美のとこの方が大きい感じ。菜々のとこは各地に支店があって、菜々の勤め先はそのうちの一つで小さな建物が事務所で、仁美のとこはでっかいビルに何もかも全部あるような。

オチも悩む。『シャングリラ』は菜々と達樹の後日談も入れたのでこっちも書こうかと思いましたが、蛇足かな、冗長かなとあっさりめにまとめました。なので当然終業後のことも書きます笑



2021年9月3日(金)
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