078 シャングリラ後日談

□彼女と彼と私
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お読みいただきありがとうございます。

お話ができたきっかけはとにかく仁美です。最近仁美書いてない! 仁美ロス! 仁美ーーー!!! って思いながら書きました。仁美の名字が初めて出てくる。めっちゃ悩みました、仁美の名字。菜々と仁美が中学生の時に出席番号順が近くて仲良くなった、って設定が頭の中にあったので、「か」から始まる名字で考えました。全く中身ないお話なのにめちゃくちゃ長くなった……またドコモのメーラーに弾かれました。

達樹が情報番組のロケで食べたケーキを菜々たちにお土産にと買ってきて、それを見て仁美が「菜々、坂井達樹と芸能人の会話してる!」とそわそわする、って部分だけずっと頭の中にあって、そこを書いたら、あと何書こう…って悩んだんですが、筆が乗って(って言い方合ってんですかね)、3人で楽しく会話してるとこ書くのが楽しくなっちゃいました。

あと、達樹の「俺敬語使われるの苦手だから」っていうのは嘘で、菜々と仁美に気を遣わせないために言っている、というのも入れたくて。ここを入れたいがために終盤菜々視点にしました。時間軸的に後のお話の「羨望」で、達樹に敬語を使う『シャングリラ』スタッフが出てくるし、そこの辻褄も合わせた感じです。さすがに、めっちゃ年下の後輩とかからもタメ口きかれてたら不自然だしね。

タイトルも悩みました。「友達」しか浮かばなくて笑 最初は「彼女と彼」だけだったんですが、据わりが悪いかと「私」も入れました。

ほんと、菜々の部屋に仁美が来ているところに達樹もやってくる、っていう話はずっと書きたかったんですが、それを菜々視点で書くか仁美視点で書くかをめっちゃ悩みまして。でもこればっかりは仁美視点で書かないと面白くないなーと。

しかしまた出てくるとは思わなかった『シャングリラ』劇中台詞。何回ここコピーすんねん笑

2020年7月19日(日)

アップにあたって大幅に加筆しました。

2020年8月7日(金)
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