078 シャングリラ後日談
□夢と追憶
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お読みいただきありがとうございます。
お話ができたきっかけは停電と、菜々悪夢を見る→達樹が慰める、を合体させた感じです。最初は別々のお話にするつもりでした。2020年7月現在、34歳の私、生まれて初めてってくらい、毎っっっ日雨です。いつ梅雨明けんねん。7月入ってからずっっっと雨やん。かなり感情移入しながら書いてました。
菜々が料理する描写を書く度に、普段ろくに料理しない私は困り果てます笑 チンジャオロースと麻婆豆腐と中華スープの他に、料理上手な人は何を作るのか悩んで、あんな展開にしちゃいました笑
終盤の「俺も同じだよ、菜々」以降が書けなさすぎてかなり手止まってました。書き始めは達樹の「お邪魔します」からだったんですけど、冒頭を書いたら、ラストもなんとか書けました。
タイトル、最初は「追憶」で考えてたんですけど、いつからか、二時熟語のタイトルは重めのお話っていう法則ができちゃってるっぽい感じがして(露呈、深海、翻弄、氷解、羨望、触発など)、ちょっと足しました。
それにしても。終盤の菜々の「いつもはそれくらいじゃ夢に見ないよ」の後の達樹の「いつも? そんなしょっちゅう夢見るの?」ってやりとり、若干不自然に感じるけどこれ以上適切な表現が浮かばない。菜々の台詞の「いつも」は「消防車の音を聞いた時」にかかってるけど、達樹の台詞の「いつも」は「夢を見た時」にかかってるから。まあ、それもわかんないくらい達樹が菜々を心配してるってことで笑 いい表現が浮かんだらひっそり変えるかもしれません。
2020年7月15日(水)