078 シャングリラ後日談

□羨望 達樹サイド
20ページ/20ページ

お読みいただきありがとうございます。

お話ができたきっかけは、なんといっても達樹のスキャンダルです。カフェで女優といるところを撮られる、という設定で話を書きたいとずっと思ってたんですが、膨らませることができずに長いこと温めたままでした。どう転んでも菜々と達樹が不憫だし、達樹が悪者になるし、どうしたものかと。でも、いざ具体的な設定が浮かんで書き進めたら、スキャンダルの部分はどうでもよくなってしまった笑

しかし、片方が第三者にお互いのことで脅されるって、もう『翻弄』と全く同じですね笑 最終的な解決のさせ方もおんなじ。芸がなくてすいません。タイトルも似とるな。『翻弄』、『羨望』。笑うしかない(笑うな)

そしてやっぱり達樹視点は難しい。何度も言いますが、私に芸能界の知識がないからっ! 映画の撮影期間とか、クランクアップがどうのこうのとか、細かいツッコミはナシでお願いします! 達樹視点、書くのは楽しいんですけどね…。達樹視点は、すこーしだけ菜々視点とはモノローグの感じを変えてます。マジで誰も気づかないレベルで。笑

栗原結愛みたいなことをする女優はいるんでしょうかね。作中何度か、達樹が「こんな目に遭うのは久し振り」と、初めてではないことを強調してますが、こんな目に何度も遭うんでしょうか売れっ子俳優は。

栗原結愛の名前はめっちゃ二転三転しました。最初は藤沢、次に望月で書いてましたが、タイトルを「羨望」に決めたら、望月だと字がかぶるなあと変えました。

映画のイメージは、最初は東京喰種だったのがバトロワになりました。ちなみに両方見たことないです。東京喰種に至ってはどんな話かも知らないです笑 最初、達樹の役名はトウマで、日高湊の役名がアオイだったんですが、花束のくだりを書くために反対にしました。

しかし書くのパワー使った…またドコモのメーラーに長すぎるって弾かれた…。

ラストの、「景色が次々と後ろに飛んで行く」という表現は、奥田民生の「エンジン」からぱくっています(ぱくるな)

最初は一人称ころころで話書いてたんですが、菜々と東の絡みとか、大北が菜々の部屋を訪問するところとか書いてると、菜々視点も書きたくなったんで、これからまとめて行きます。よければお付き合いください。

2020年5月24日(日)

軽く修正。終盤達樹が東と言い争うセリフ変えてみました。

2022年4月29日(金)
次の章へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ