078 シャングリラ後日談

□Surat
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お読みいただきありがとうございます。

お話ができたきっかけは、元々、達樹が海外ロケに行くっていうエピソードを考えていたのと、先に「駆け引き」を書いていて、「駆け引き」で達樹の筆跡について菜々が言及してるんで、手紙のエピソードはどっかで書きたいなあと思ってたのを合体させた感じです。ただ、達樹の手紙の内容はめっちゃ悩みました…できるだけサラッとさせようと心がけました。

ほんとは、海外のロケ先はイタリアとかスペインとかにしたかったんですが、いかんせん私に全く知識がないもので、昔少しだけ暮らしたことのあるマレーシアに行ってもらいました。マレーシアで映画のロケなんてあるんかなぁと思いましたが、今!ちょうど!(2020年4月現在)コンフィデンスマンJPプリンセス編の告知を色々なところで観ていて、それが!マレーシアのランカウイ島がロケ地だそうなんですよ!!ランカウイ島、まじめちゃくちゃきれいなとこです。ぜひ星空を楽しんでください。あ、でも、私のマレーシアの知識は25年くらい前で止まってるんで、内容ちぐはぐだったらすみません。

「Surat」とはマレー語で手紙です。昔、中学の卒業文集書く時、タイトル「terima kashi(マレー語でありがとう)」にしたんですが、当時から自分のセンス全く変わってないことに笑ってしまいました(反省しろ)

こういうオチ、『シャングリラ』の系統のお話では初めてだなあ。楽だ…笑 二人が楽しく話してる内容を考えるのはこっちも楽しいです。それにしても、別にそうしようと意識したわけじゃないんですが、達樹のしゃべり方がいつもよりだいぶくだけてる気がします。少し直そうかなあ…。

「Surat」の冒頭から達樹がマレーシアへ発つまでの間のお話を二本書いています。よければそちらもお読みください。『家族に』『君に歌う歌』です。『君に歌う歌』は、『シャングリラ』メンバーとの会食のお話です。

2020年4月20日(月)

修正しました。達樹の手紙の内容、少しだけ簡素にしました。

2020年8月10日(月)
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