078 シャングリラ後日談

□21
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お読みいただきありがとうございます。

お話ができたきっかけは、「露呈」のあとがきでも書きましたが、元々は菜々のお誕生日ネタは「露呈」だけで終わらせるつもりで、「露呈」のタイトルが「21」でした。でも、菜々ちゃん誕生日なのに、これだけだとあまりにも気の毒だと思って、翌日のお話を書いたというわけです。

これぞ王道の山なしオチなし意味なし、やおい小説ですね。いいんです。菜々ちゃんが幸せなら。

お話にまとめるか悩んだんですが、達樹は菜々に何をしてあげるかな?と考え、シャングリラの台詞を菜々に話したらすてきだな、と考えたら、お話にしたくなっちゃいました。「駆け引き」を先に書いていて、そっちで達樹くんの字について書いたので、菜々ちゃんに手紙を書く、ってのも考えたんですけど、こっぱずかしすぎて内容が浮かばなかったんでボツにしました。

仁美を登場させるかも悩みました。あのシーンいらないなあとも思ったけど、仁美もさんざんつらい思いしたしなあと。

勢いで最後まで一気に書いたので、改めて後で読んだらたぶんツッコミどころがいっぱいだろうな…。

で、時間軸としては『Surat』に続きます。よければどうぞ!



2020年4月11日(土)
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