☆ハリポタ NOVEL☆

□【Helianthus  前編】
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「・・・う〜ん、特にこれといってすることはないから。ホグワーツに残るかな?」

そして苦笑いしながらも、その問いかけに答える僕。

そんないつものふつ〜の会話をしていたんだ。
・・・この時までは。


どこからともなく、羽音が響いてくる。
このホグワーツ内で羽音聞こえると言ったら一つしかない。
誰かの手紙や荷物を、ふくろう達が運んでいる際の音だ。
この音の大きさからすると、あまりそう遠くは無いな・・・なんて思っていたら案の定そのふくろうは僕達の前に姿を現した。

今まで見たことのない、全身が灰色というか黒に近い
色をしたふくろうだ。
そのふくろうを目で追っていた僕だから、すぐにわかった。

・・・そのふくろうがこっちに近づいて、高度を落としていることに。
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