☆ハリポタ NOVEL☆

□【Snow Snow Snow】
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朝起きて窓の外を見てみると、真っ白な雪が降り積もっていて・・・。
今日は寒くなりそうな予感がしていた。
でも、雪が大好きな僕は朝からご機嫌で。

まさかこの雪が僕にとって最悪の1日をプレゼントしてくれるなんて、このときの僕はもちろん知る由もなかった。




「う〜、寒い、寒い、寒い!!
 こう、寒いと何もする気にならないよなぁ・・。
 確かに雪は綺麗かもしれないけど、僕は嫌いだな」

本日の授業もすべて終わり、寮へ続き道を歩いているときだった。
寒がりのロンは顔をマフラーに埋めるようにし、体を震わせながら寒い、寒いと連呼している。彼の鼻はその寒さを訴えるかのように、真っ赤になっていた。

初めの方はまさか風邪でも引いたんじゃないかと心配した僕とハーマイオニーだけども、ロンの寒がりは今日に始まったことではないため、僕達はロンの言葉を軽く流していた・・・のだが。
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