☆ﾊﾘﾎﾟﾀ NOVEL☆
□【ずぅ〜っと一緒だよ】
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「はい、今日はご馳走だよ〜♪」
目の前に並ぶ、豪華な料理と大好きな人達の笑顔。
人によらばなんだ普通のことじゃないか、と思える今この瞬間が、僕はとても嬉しかった。
だって数年前の僕には、まさかこんな幸せな時が訪れるなんて、思ってみなかったから・・・。
今日は、12月31日。
今年も後、数時間で終わろうとしていた。
そんな中、テーブルを囲み美味しい料理に舌鼓を打っているのは、僕を含めて四人。
美味しい料理を作ってくれ、僕にとってはお母さん的存在のリーマス。
その料理を取り分けてくれる、僕にとってお父さん的存在のシリウス。
そして、
渋い顔（…と言ってもいつも彼はこんな顔なんだけど）をしている、僕の・・・大好きな、つまりは恋人のセブルス。
なんでこの四人でこの日を過ごしているのかと言うと、・・・。
それは数日前まで話が遡るんだ。