☆ハリポタ NOVEL☆

□【kissと言う名のおまじない】
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そう、最初はそんなに違和感を感じなかったんだ。
ちょっと、そうちょっと、喉が痛いかなぁって感じただけだった。

だったはずなんだけど・・・。


「ハリー?大丈夫?顔が真っ赤よ・・・」

授業も半分が終了し、昼食の時間になった頃、僕の異変に一番に気づいたのはやっぱりハーマイオニーだった。
僕の顔を心配そうに覗きこみながら、僕の今の体の状態を探ろうかと言うようにじーっと見つめてくる。
そんなハーマイオニーの言動に、僕のとなりで暢気にチキンをほおばっていたロンも、異変を感じたらしく僕の顔を心配そうに覗き込んで来た。

そう、僕が自分の体調に気づいたのはほんのちょっと前のことだった。
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