☆ハリポタ NOVEL☆
□【ゲッチュウ!ラブA大作戦♪後】
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「・・・・あ〜〜〜〜〜っ!!!」
僕の朝の第一声は、絶叫だった。
この日は朝からとても天気のいい日で、僕はそんな日の窓から降り注ぐ陽の中でまどろむのが大のお気に入り。もちろん、隣にセブルスがいること限定なんだけどね。
いつもは僕が目覚めると、すでに部屋の中でそんな陽の光で満ち足りてるんだけど、今日はまだ真っ暗なままだった。
おかしいな?と思いながら、首を傾げるとセブルスは僕を抱きこんだまま、規則正しい呼吸を続けていた。
珍しい・・・。僕はそう思った。
いつもセブルスは僕より早く起きて、僕が起きるのを僕の髪を梳きながら待っていてくれてるんだ。
あの僕が大好きな微笑で・・・。
やっぱり、疲れてるんだ。
セブルスは表情をあまり外には出すことはないけど、疲れを内に貯めてるんじゃないかってずっと思ってたんだ。
今日ぐらいはゆっくり寝かせてあげよう。
僕はそう思うと、ゆっくりとセブルスの隣を抜け出した。
疲れには、睡眠と食事だよね!
セブルスのために、美味しい朝ごはんを着作ろう。
思い立ったが吉日、僕は早速行動に移した・・のだが。
ベッドを降りようと思い、足を下ろそうと床を見れば床が遥か下にある。
そんなはずはない、と目をこすりもう一度見るがやはり変わらず・・・。
まさか!と嫌な予感が頭をめぐり、急いで視線を部屋の入り口付近にある鏡へと向けた僕だったのだが・・・。
しばしの沈黙の後、冒頭の叫び声を上げたのだった。