☆ハリポタ NOVEL☆
□【ゲッチュウ!ラブA大作戦♪前】
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「…なんて、どうかしら?」
ある晴れた日の事であった。
窓の外では鳥の冴えずりと、暖かな光が木々達を照らしている穏やかな時間が流れている。
誰もがその景色に目を細めるだろう。
…だが、やはりどこにでも例外というものはあるわけで。
ここホグワーツのある寮の談話室には、その例外に入る方達が何やら額をくっつけるようにして話し込んでいた。
見るからに、不気味である。
そのため、彼等に好んで近付く人などいるはずもなく、彼等の周辺どころか、談話室すべてがシンと静まり返り、ここに彼等しかいない事を証明していた。
…いや、彼等と締め括るには少々語弊があるだろう。
なぜなら、彼等の中には女子が一人混ざっているのだから…。
彼女に恐れをなし、近付かなかった人も数多し。
…皆知っているのだ。
彼女に逆らったらどうなるのかを…