☆ハリポタ NOVEL☆

□【聖なる夜に・・・ オマケ編】
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寮の談話室のソファーに深く腰掛け、腕の中にあるオルゴールを、じっと見つめる。

それは今までもらったどんなプレゼントよりも、僕にとって大切な物。

・・・まぁ、実物のセブルスには劣るけどね。


なんて一人幸せにひたっていると、後ろから急に声をかけられて驚きで数センチ飛び上がってしまった。

腕の中のオルゴールは、しっかりと抱きしめていたから無事だったよ!

「ハリー、一日遅れだけど誕生日おめでとう。

 本当は昨日言いたかったんだけど、昨日はハリーの好きな時間をすごして欲しかったから・・・。

 どう?幸せな時間をすごせた?」

声をかけてきたのは、ハーマイオニーで。
昨日は会うことができなかったんだけど・・・。

というか、昨日会った人ってセブルス以外にはフレッドとジョージだけなんだよね。
朝はずっとプレゼント開けてたし、昼から日付が変わるまでずーっとセブルスの部屋にいたからさ。

だから、ちょっと悪いなって思ってたんだ。
ロンやハーマイオニーに、プレゼントのお礼が言えなくて・・・。
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