☆ハリポタ NOVEL☆
□【パニック☆パニック】
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この日、なんだか朝から嫌な予感はしてたんだ。
変な夢は見るし、ベッドからは落ちるし・・・。
でも、一番の災難は・・・。
バキッ!!
何かが壊れる音がした。寝起きのせいかあまり気にはしていなかったのだけれど・・・。
その後に続いたロンの焦りを含んだ声の方が、僕には気になった。
「ねぇ、どうしたの?」
ロンにたずねてみるが、返答はない。
おかしいな?と思いながら、その現状を把握すべくベッド脇の棚へと腕を伸ばした。
まだ起きたばかりでメガネをかけていなかったから、何も見えなかったので。
でも・・・いくらその場所を探ってもても、それを見つけることはできなくて・・・。
そんな時、やっとロンの声が聞こえてきた。