☆ハリポタ NOVEL☆

□【Cat? or Rabbit? 後編】
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「さて、今日は皆が待ち望んだイベントの日じゃ。
大いに楽しむがよい。

ではここで、ルール説明じゃ。
今日ここに集まってあるものは、参加用紙に記入したものだけじゃな?記入してないものは、残念じゃが参加することはできん。

次に、競技についてじゃ。スタートの合図と共に、鬼であるハリーがホグワーツ内に隠れる。皆の出発は15分後じゃ。今から4時間後、日没がタイムアウトじゃ。それまでにハリーを見つけられなければ、ハリーの勝ち。ハリーを見つけたものは、ハリーが持っているリボンを解けば競技がそこで終了する。

しかし、これではハリーはあまりにも不利じゃ。
そこでハリーには魔法を使うことを許可する。皆の魔法は禁止じゃ。使い次第、即失格とみなす。

では、そろそろお待ちかねのようじゃから競技をはじめようかのぉ」

名前を呼ばれ、皆の視線が集中するなか、職員席の前へと足を運ぶ。
目の前には、笑顔のダンブルドア。その手に中には、一つのきれいな飴玉が乗っていた。

「さて、例のアンケートの結果じゃが。今から早速、ハリーがそれを皆に伝えてくれる。
この飴をハリーが食べ、動物もどきに変身してから15分後に皆がスタートじゃ。

さぁ、ハリー食べるがよい」

見た目はとても美味しそうな飴玉。
しかし、これはおそらくフレッドとジョージが作ったものだろう・・・。
チラリと、生徒席の中から彼らを探す。

・・・二人は簡単に見つかった。
なぜなら、誰よりも真剣かつ熱い眼差しで僕を見つめていたのだから・・・。

その眼差しに決意を決め、いきよいよく飴玉を口に放り込む。
途端に口に広がったのは、甘酸っぱい苺の味。
美味しい・・・なんて優雅に思っていたら・・・。
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