06/04の日記

10:32
気づく
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小学生の息子がいるある3人家族のはなし。

お父さんは昔ながらの昭和な男で、出無精でほとんど息子をどこかへ連れてってあげたりしてなかったらしいんですが、ある時仕事で脚に大きな怪我をして、しばらく仕事も休まなきゃいけなくなり、入院や手術までしなきゃいけなったそうです。

なんとか治り退院したあと、お父さんは頻繁に息子をいろんな所に遊びにつれてってあげるようになったとか。

その話を聞いて、うちの母さんは
「災難でも必ず良い方向にすすむためのチャンスになるんよ」としみじみ言ってました。

昨日テレビつけたらたまたま「渡る世間は鬼ばかり」やってて、奥さんが病院のベットで旦那さんに今までのことを回想して謝ったりお礼を言ったりしてて。
そういうことだなぁ〜て思いましたわ。

わたしらは運よく心と肉体があって、無理しすぎたり、自分を大事にしてなかったら必ず、心か肉体に反応がでる。

それを無視してさらな無理しつづけ、乱暴に生きてたら、怪我したりする。

すべてがそうとは限らないけど、怪我したときは、やっぱりなにか油断してたんだと思う。

悪いことも災難も必ず何かを気づくきっかけなんだと思いたい。

話はちょいズレますが、先週、親戚のおじさんが亡くなりました。
わたしは幼い頃ちょっと会っただけだったんでお葬式には行かなかったんですが、両親は行ってきて、とてもいいお葬式だったと言っていました。

家族や友達はもちろん会社の人も号泣していたと。

とても心のゆったりした、ユニークで優しいおじさんだったそうです。
母さんは半泣きになりながら
「いい人は早く死んでしまうね。泉、あんたそんなにいい人にならんでええけえね。ワガママに生きてええけえ長生きしんさい」と言いました(笑)

おそらく最近わたし、般若心経とか心理学とか勉強してて、人を苦しめるものは欲望や執着だってことを勉強して、無駄な欲望や執着を少しずつなくしていきたいなぁ〜なんて悟りに向かってすすんでるように見えたからだと思います(笑)

悟りなんて!!まだまだ煩悩のカタマリですからわたし!!

そう言うと
「よかった。それなら安心した」
って言ってましたわ(笑)

安心していいのかわかりませんが、とりあえず、親より先には絶対死なないように心とからだに気をつけて生きないとな!
と思いました。

悲しいことも苦しいことも災難も、なにかを気づけるきっかけ。
この先もそうやって、そういうことがあるごとに気づける感性を持ち続けていたいなぁと思いました★

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