私生活〜つれづれ日記自薦集〜
□ART・映画・音楽・本
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08/28の日記
21：46
ドリームキャッチャー
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『ドリームキャッチャー』というホラー映画をみた。『スタンドバイミー』や『ミザリー』の作者スティーブンキング原作の映画。『スタンドバイミー』は私が好きな映画のひとつで、小説もサントラも持ってる。もちろんビデオも。
『スタンドバイミー』は、少年４人が死体探しに冒険する話で、将来のことで悩んだり、何かにコンプレックスがあったり、バカな話で盛り上がったり…みんな誰しも経験したような、懐かしくて切ない雰囲気を見事に表現してるすごいいい映画だと思う。
今日観た『ドリームキャッチャー』も、そんな感じで、登場人物たちの少年時代が眩しくでてきて、なおかつホラーだから怖くて気持ち悪くて、けどなんだかユニークなとこもあって、感動もある。ほんとに憎い映画。
ＳＦとアナログが混じりあったような不思議な映画で、ストーリーもバカっぽい二流な感じなのに、それがなぜか安っぽくなくておもしろい。
それはやっぱり、ストーリーの中で、『少年時代』が重要な意味を持つのもひとつの原因のような気がする。
いきなり怪物に襲われるだけなら、よくある話なんだけど、スティーブンキングはそれにノスタルジックを加えてる。
それが話に深みを出してるんだと私は感じた。
まぁ私の価値観なので、観る人によれば駄作かもしれないけど、私はこの映画が好き。
怖くて懐かしくて笑えてジーンとする…キングはまたやらかしてくれましたブラボー