笑う女の子

□真っ白なベット
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久し振りに家へ帰った
もう随分眠ってなかったので
化粧も落とさず赤いワンピースのまま真っ白なベットへ入った
するとベットは大きな手の平になり
わたしを柔らかく包んできた
空を飛んでるみたいに
底を感じないのに安心で
わたしはあっという間に眠った

どれくらい眠っただろう
目が覚めるとワンピースは綺麗なピンク色に変わっていた

その色は淡く優しくて
うっとりしているとまた
いつの間にか眠ってしまった


そろそろ起きようかな

そう思ったけどもう遅かった

ワンピースは真っ白になり
わたしは消え
真っ赤なベットになっていた

まぁいいか
これでもう
ずっと眠っていられる
 

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