黒子のバスケ

□先日勇気を出して告白したところ、お前の童貞を喰わされるくらいなら消費期限切れの生卵を丸飲みする方がまだましだ、と言われたのだが、この件に関して君はどう思う?
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黄瀬涼太、高校1年生。
好きな子ができました。

まさしくこれが恋…!そして俺の初とも言える純情な恋…!


実はまだ童貞なんですよね。そりゃ本編でショーゴ君とヤったかヤってないか的な議論はしましたけども。
管理人的に思ったことは「お前まだ中学生だろ。」らしいのであえてスルーしてあげるのが優しさだと思う。



さて、本題に戻ります。

俺の好きな子の名前はみょうじなまえです。
女の子らしい長い黒髪に誰にでも優しい子。

あと俺に対して全く特別扱いをしない。
あんなに靡かない女の子は初。


あーあんな子が彼女だったらさぞかし新鮮なのだろう…。


そう思うと日に日に想いは増していき、とうとう告白を決意しました。








放課後。誰も居ない教室。

お決まりのシチュエーションだろうがなんだろうが今がチャンス。

いつやるの?今でしょ!(古い)


そんなことを悶々と考えながら、目の前にいる彼女の目を見て言い放った。






「好きです!俺と付き合ってください!」





お決まりなセリフ。でも、やっぱ、なんというか伝わり易いだろう。

昨晩寝ずに考えたこの言葉は彼女に届くのだろうか。



そんな事を思いながら彼女の返事を待つ。


彼女が口を開いた。











『お前の童貞を喰わされるくらいなら消費期限切れの生卵を丸飲みする方がまだましだ。』


えっ?


「えっ?」

『ん?』


あれ、ちょ、今のは幻聴ー…『じゃないよ。』

デスヨネ!


「え、ちょ、はぁぁぁ!?」

『うわ。ビックリしたぁ。急に大声出さないでよ。』

「ご、ごめんなさい…。」

『じゃあ、また明日ね。黄瀬君。』

「え、ちょちょっとっまま待って!!」



慌てて引き止めてもう一度彼女の目を見る。


相変わらずまっすぐだなぁなんて思いながらもう一度言った。



「あの、好き、なんスけど…。」

『うん。だから、黄瀬君の彼女になるぐらいだったら消費期限切れのカビたチーズ食べてお腹壊すほうがまだましだって。』

「さっきよりグレードアップしてないッスか!?」


何を言うか、とでも言いたげな目線に思わず……


興奮しましt((ry





『そういうところだよ。あと絶対他の女の子からのプレッシャーがめんどくさい。
 私、高1にして後3年捨てたくないもん。』


「ええええええええ!?
 だって、俺、モデルッスよ!?イケメン!バスケ部エース!」


『いや、それが一番面倒なんだって。人間としての君は面白いけどね?いろんな意味で。でもスペック高すぎるんだよパツキンが。』


「ちょ、なまえっちってこんなキャラたっだっけ!?」


『そゆことで。』





とりあえず、黒子っちにでも相談しよう…


「……と言うわけなんス。」

「まぁ、分からなくもないですけど。」

「黒子っちぃ!?」


 

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