[続]初恋cherry.(1〜77)
□45話
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俺は、夢でも見ているんだろうか……
今、咲季が、すごい事を言った気がする。
えっと……咲季が生理だから今日はダメって言って、それは仕方ないからオヤスミのちゅーして寝ようとしたら、、
『私がする』
って。
俺にはそう聞こえた。
聞き間違いじゃない、よな?
“する”っていうのは、つまり、その、咲季が俺の息子と仲良くしてくれるってことだよな?
俺は、そういうコトは過去に咲季より前に付き合った子と経験した。
でも、咲季とはない。
咲季は全部俺が初めてだから、無理させたくないっていうのもあったし。
何より、そんなのなくても咲季と一緒にいられるだけで満たされていたから…
もちろんエッチは大事だ。
それは断言できる。うん。
でも、もし、もしシてくれるなら……嬉しすぎて、想像しただけで、もうダメだ。
本当に、良いの?
無理して言ってるとかじゃない?
咲季がツライならしなくて良い。
そりゃ、まあ、本当にシてくれるなら……
「……咲季、良いの?」
恐る恐る聞いてみると
「えっと…諸星くんが、嫌じゃなければ……でもっ!私、そういうコトするの初めてだから…諸星くんのこと気持ち良くさせてあげられないかも……わっ!」
真っ赤な顔でうつむいて話す咲季を思わず抱き締めた。
勇気を出して言ってくれたことが嬉しくて、愛しくて……
つーか!大好きな咲季がしてくれるのに、気持ち良くないわけがない!
もうそれ以前に息子が大変なんだけど……元気すぎる。
「俺、嬉しすぎてちょっとどうにかなりそう……咲季、いい?」
「…うん」
向かい合ってベッドに座る。
服の上からでも俺自身が主張しているのがわかってしまう。
「おっきく、なってる…」
ぼそりと呟いてから、咲季は恥ずかしそうに俺を見て
「あの……諸星くん、脱いでもらっても、良いかな?」
「うん」
ズボンと下着をずらして自身を取り出す。
咲季はそっとソレに手を触れて
「気持ち良くできなかったら、ゴメンね?」
俺、というか息子に話しかけてから、ソコに顔を近づけた。