ウチとボク
□14話
1ページ/1ページ
それからボクは、更にバスケに打ち込んだ。
バスケ、バスケ、バスケ、
バスケ三昧。
家族で名前の店に食べに行くこともあったけど、当然名前は出てけぇへん。
オッチャンとオバチャンは、ボクと普通に接してくれた。
ホンマに有難い。さすが商売のプロや。
女の子とは、適当に遊んだ。
付き合おうって言われたら付き合うて、別れようって言われたら別れて。
チャラ男やって皆に言われたけど、それでもかまへんかった。
本気の恋愛したら、辛なる。
まあ、本気になれる人にも出会わんかったんやけど。
女の子は、柔らかくて気持ち良いモン。
あとはバスケ。
ボクにはバスケがある。
そんだけで十分やった。