ウチとボク

□1話
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大学1年の夏


オトンのお好み焼き屋を手伝ってたら


ひょっこり現れた、あいつ。




「こんにちは〜」



「おぉ!あっくんやないか!久しぶりやなあ〜」

「あっくんやん!まあ〜男前に磨きがかかったねぇ!ホラ、名前!あっくん!」

「オッチャン、オバチャン、お久しぶりです〜」


「オッチャン、豚玉できる?」

「豚玉な、よっしゃ」



久しぶりに見た、あっちゃん。


あっちゃんの座るカウンターに水の入ったグラスを置くと


「名前チャン、久しぶり」


「うん、ひさしぶり」


声聞くのも、久しぶりや。




私とあっちゃんは幼馴染。


近所に住んでて、小さい頃からよく遊んだ。





私とあっちゃんは







付き合うてた。

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