(Φ_ゝΦ)*(*бωб*)
□Selfish Princes
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「最初から僕に構ってくれれば良かったの!」
「お前は我儘すぎるよテミナ。全てがお前の思うとおりになるわけじゃないんだ!分からないのか!?」
「うるさい!!僕を怒るなんて…、ヒョンの……ヒョンの馬鹿!!」
テミンは大きな声でそう吐き捨てると、自分の部屋に戻って行った。
「ちょっとテミナ!!ミルクティーは!?」
キッチンからキボムの声が聞こえて、その後すぐキボムがテミンの部屋に向かう足音も聞こえた。けど俺はそれどころじゃない。
…やってしまった。
テミンを怒らせた。あいつが怒るなんて…、全世界を敵に回すのと等しい。…やばいぞ俺。
すぐにテミンの部屋に行こうとしたけど、今行くとそこにはキボムもいるしテミンと同室のジョンヒョニヒョンまでいる。
…完璧にぶちのめされふパターンだ。
まぁでも仕方ない。
今回ばかりは俺を、正論という盾が守ってくれる。
テミンもこれを機会に自分の我儘を見つめ直してくれればいいんだ。
そうすれば、今回はすぐに解決するだろう。