(Φ_ゝΦ)*(*бωб*)
□Repentance
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テミンと俺は恋人。
そんな関係が1年ほど続いたある日。俺は気づいた。
俺のテミンへの愛は薄れてきている、と。
もう恋人という関係に疲れたようだ。楽屋にいる時も、トイレに行こうとするだけで『どこ行くの?』とか。
ギュラインに行く時も『ちゃんとメールしてね。』とか。
…重いんだよ、テミナ。
最初は可愛いと思った。そんなことで嫉妬してくるテミナが。
けど、月日を重ねるごとに重荷に感じてきたんだ。ごめんな。
今だって。君を抱きしめているのに。
何故だろう。何で…君を愛せていないんだろう、俺は。
こんなにも可愛いのに。こんなにも綺麗なのに。
どうしてか、女の柔らかい肌と重ねてしまう。彼女の誘惑に負けてしまう、俺は。テミンとは一ヶ月以上体を重ねていないのに、彼女とは3日に一度。
「ミノヒョン。明日、お休みだよね?」
「…ああ。」
「じゃあさ…。…ね?」
「……今日は、疲れてるから…。」
俺のシャツのボタンを外そうとしてくるテミナの手を握って、それを阻止した。
不満そうにするテミン。
「…最近。ミノヒョン冷たい。」
「そうか?いつも通りだけど。」
「僕のこと…。好きじゃなくなったんだね。」
「…。」
どうして君は。こういう時だけ勘が鋭いのだらうか。
どうして…、そうやって俺の心を見透かすのだろうか。
「…分かった。僕たち、もう終わりってことだね。」
「テミン。」
「この間の、僕を愛してるっていうのも嘘。初めに言ったずっと一緒にいようってのも嘘。
…ミノヒョンは、嘘しか言ってないね。」
「…っ。」
キッと俺を睨むテミンの瞳には、涙が浮かんでいた。
水晶玉のようにこぼれ落ちた涙の粒。
「良かったね。僕が、物分りのいい恋人で。」
「テミ…。」
「最低なんて、言わないけどさ。
ミノヒョンって、最高に酷い人間だね。」
テミンはそう言って、部屋を出て行った。
その虚ろな冷たい瞳は、俺を攻めているようで。
ずっと、俺の心から離れなかった。
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