(Φ_ゝΦ)*(*бωб*)
□My Precious You!
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「ミーノー君っ!!」
「うぉ、テミナ。」
「どうしたの?眉間にこーんな皺寄せちゃってっ。」
お、俺そんな顔してたのか?って思うくらいテミナは大袈裟におどけてみせた。
「いや、でもこれを見たら誰だってこうなっちゃうよ。」
「これ?」
俺がテミナに見せたのは、ミスコン当日のスピーチ原稿。
「2年4組のチェ・ミノです。月に4回は隣の女子高の子から告白されます…、サッカーなら誰にも負けない、好きな人を一途に想う純粋ピュアなサッカー少年17歳です…?」
テミンは原稿を忠実に読んだ。
超…はずい。
「月に4回…告白されるの…?」
「い、いやそれは言い過ぎなんだよ。月に4回されたことあるってだけで…。」
「好きな人、いるの…?」
「いる…けど。テミナはいないの?」
誤魔化すためにテミナに質問返しをした。
「…っ。いるよ!!!!かっこよくて頭がいいけど鈍感な大馬鹿者がね!!!!」
「うわ!!テミナ!?」
テミナは何故か原稿で俺の頭を叩いて逃げて行った。
「…お前って残念なイケメンだよな。」
「キボム…、いたのかよ。」
「あれはお前からの告白待ってたんだろーがよ。」
「え、そうなの?」