―ご主人様シリーズ―
□私の御主人様。−主人生放送で頑張る−
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『みなみ−!!みなみ−−−!!!』
飼い主がわたしを呼んでいる。
『みなみぃ・・・どこいったのー・・・』
わたしは眠いから、隙間に身を寄せていた。
「寝かしてくれ・・・・・」
敦子の相手してやりたいけど・・・昨日散々敦子の膝の上でなんやかんや・・・・・・まぁいつもの如く遊ばれとったんや・・・
しかし敦子ってずーっと同じ事してても飽きないよな・・・
『可愛いなぁ〜みなみちゃんは〜』
『カッコイみなみ・・・』
このセリフ昨日だけで1000回位は言ったのでは?
『み−つけた。』
「あぁぁぁ・・・」
隙間から引きずり出される。
『もぉ・・・こんなところで何してたのぉ・・・』
ギュ・・・
『私の可愛いみなみ。』
「・・・・・・」
『あれぇ・・・元気ない−・・・あっちゃん大好き!ってしてきてよぉ・・・』
「好きだよ?好きやけど眠いんやもん・・・ちょっと寝かしてくれたら大好き−!てやるのに。」
『え?あぁ!!お腹すいたのか・・・ごめんごめん、今用意するね?』
「違う。」