Short
□round and round…@
2ページ/5ページ
さっきはびっくりした。けれど、次に誰のところに行くかは決定していた。
トゥギヒョンなら…いいかな?
安易な考えだったと後悔するなんて思わずに、俺は足を進めた。
ピーンポーン
少しこもったチャイム音がなる。
少し間があいたが、そのドアはガチャリと開いた。
「え、ハンギョニヒョン?」
「すみませんね、トゥギは今とりこんでいるので。よかったら入って」
トゥギヒョンの部屋に何故かハンギョニヒョンがいる。トゥギヒョンはヒチョリヒョンと付き合っていると思っていたけれど、思い過ごしだったかな?
そう思って部屋の中に入ってみると、それはそれは凄い光景だった。
「ヒチョラ、トゥギ、ヒョクチェが来ましたよ」
いつもの優しい声でそう伝える。だが、その声は…特にこの空間では特に浮いていた。
「ひ、ひょん!!?」
目隠しをし、手足も縛られたトゥギヒョンがヒチョリヒョンによって犯されている。
「な、何を!!」
「しっヒョクチェ、これは同意の上の行為です。ほら、トゥギもあんなに良さそうな声を出している」
パンパンと肌と肌が激しくぶつかる。
「あっあっヒチョラ!」
「相変わらず変態だなっ」
「はあっもっと、してえ」
耳を塞ぎたくなる。俺はドンヘとセックスしたいけど、これは何か違う気がする…。どうすればいいか分からない俺に、ハンギョニヒョンは囁いた。
「素敵でしょう?あれが終わったら今度は私がヒチョラをいただくん…あれ。やれやれ、ヒョクチェにはまだ早すぎましたかね」
その先を知ってはいけない気がして、俺はヒョンが喋っているのにその場から逃げ去った。
ヒチョリヒョンに何かするの…?いや、考えちゃ駄目だ、考えちゃ…駄目だ、うん。