Book(学園オリキャラ)

□遠足前日
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今日は桜花学園の3年生の遠足前日。



行き先は、遠足にはもったいない海。
3年生の皆はウキウキしていた。



柊のクラスでは…



班構成は3人か4人。
皆は仲良し組で班を組んでいく。



そして、柊の周りにはもちろん丹波と鬼島が居た。



これで、班を決定しようと思った二人。



「あ、一人だけ班に入ってない人がいるが。」
柊がそう言ってその人の方を指差す。



「ホントだ〜。」



「別にどうでもいいだろ。」



柊はスタスタとその生徒の方へ歩いて行く。



「こっちの班入る?」



おいおい、マジかよ。という目をしながら柊の元へ寄っていく丹波と鬼島。



その人の容姿は長い前髪で目が隠れたいかにも地味な男子がぽつんと席に座っていた。



「で、でも僕…」
その人はアセアセと動揺し始めた。



「いいんじゃない?別に。遠慮しなくてもいいと思うけど?」
丹波が言う。



「柊が拒否んないんだったら俺も断る理由はねえ。」



「ほら、皆こう言ってるしいいんじゃないか?」



「ほ、ほんとにいいの?足でまといじゃない?」
オドオドしながら聞いてくる。



「そんなの、気にしないが。」



「うんうん。」



「あ、ありがと…」



そして柊の班は4人班になった。



END
 

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